公害防止管理者試験は、事業所を運営していくために必要な資格です。
資格試験は合格したいけど、何を勉強して良いのかわからないという人も多いと思います。
今回は「大気概論」にて出題の頻度が高い「大気環境基準の達成率」について纏めましたので、参考にして下さい。
試験でよく出題されるのは、3年前のデータです。
例えば、令和5年に受験する場合は、令和2年のデータが問われることが多いです。
必ずしも断定はできませんが、勉強していて損はないと考えます。
それでは、各項目の環境基準を記載します。
硫黄酸化物(二酸化硫黄)
令和2年の達成率は以下の通りです。
- 一般局:99.7%
- 自排局:100%
窒素酸化物(二酸化窒素)
令和2年の達成率は以下の通りです。
- 一般局:100%
- 自排局:100%
一酸化炭素
令和1年の達成率は以下の通りです。
- 一般局:100%
- 自排局:100%
光化学オキシダント
光化学オキシダントは、1日平均値が設定されていません。
そのため、達成率が著しく低くなっています。
令和2年の達成率は以下の通りです。
- 一般局:0.2%
- 自排局:0.0%
浮遊粒子状物質
令和2年の達成率は以下の通りです。
- 一般局:99.9%
- 自排局:100%
微小粒子状物質(PM2.5)
令和2年の達成率は以下の通りです。
- 一般局:98.3%
- 自排局:98.3%
有害大気汚染物質
有害物質(指針11物質)の中で、令和2年に未達のものは以下の通りです。
- ひ素及びその化合物
- 1、2-ジクロロエタン
これらは覚えておいた方が良い内容です。
最低限、覚えておいた方が良い内容ばかり記載していますので、試験前に確認したい場合に活用いただければ幸いです。
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こんにちは。猫リーマンです。 私は製造業の技術職を長年続けています。
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以上/猫リーマン