技術

ステンレス鋼の種類と温度|材質別使用温度を解説します

工業系で使用されるメタルなどの材質は、SS、SUS、SCHといったものがあります。

ステンレスはSUSに該当しますが、SS、SUS、SCHのそれぞれの違いを理解していないことが多いです。

適正な材質を選定しなければ、大きなトラブルに繋がることから、十分に理解しておいた方が良いです。

猫リーマン
  • この記事を書いた人
  • 一部上場企業の製造業勤務10年以上勤務
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ここでは、一般構造用鋼ステンレス鋼耐熱鋳鋼について解説します。

一般構造用鋼とは(SS)

一般構造用鋼とは、一般的な建築、橋梁、自動車、船舶、機械などの構造物や部品に使用される鋼材のことを指します。

一般構造用鋼は、主に構造的な強度や耐久性が求められる場所で使用されます。

ステンレス鋼とは(SUS)

ステンレス鋼は、一般的な鋼と比べて耐食性に優れた合金鋼の一種です。主な成分は鉄とクロムであり、他の元素(例えばニッケル、マンガン、モリブデンなど)も含まれます。

ステンレス鋼の耐食性は、クロムが酸化して表面に薄い酸化皮膜を形成することで実現されます。この酸化皮膜によって、鋼の内部が保護され、錆が発生しにくくなります。そのため、食器、建築材料、工業用機器、医療機器など、様々な分野で広く使用されています。

ステンレス鋼は耐食性が高く、錆びにくい性質があります。

耐熱鋳鋼とは(SCH)

高温で使用される環境で強度を維持することが求められる鋳鋼の一種です。

通常、高温の炉、熱交換器、石油精製装置などの産業用途に使用されます。

耐熱鋳鋼は高温での変形や劣化が少なく耐久性が高いのが特徴です。

材質別使用温度域

材質を選定するときは、誤って選定してしまうと大きなトラブルに繋がることから、注意が必要です。

一般構造用鋼ステンレス鋼耐熱鋳鋼の規格と温度域を示しますので参考にして下さい。

まとめ

メタルなどの材質は、一般構造用鋼SS、ステンレス鋼SUS、耐熱鋳鋼SCHがあります。

また、構造的な耐久性や温度に適した材質を選択する必要があります。

材質を選定する際は上記の内容を参考に調べてみて下さい。

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